非公募債
読み方: | ひこうぼさい |
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分類: | 債券区分 |
非公募債は、「縁故債」や「私募債」とも呼ばれ、少数かつ特定の投資家を対象に発行される債券をいいます。これは、債券の分類方法の一つで、金融商品取引法に規定される「有価証券の募集」に該当しない方式で発行される債券を指します。
一般に「非公募債」は、多数かつ不特定の投資家を対象に発行される「公募債」とは異なり、少数かつ特定の投資家を対象とすることから、機動的な発行が可能で、また規制も公募債と比べて緩やかなものになっています。
なお、「非公募(私募)」とは、一般向けに行われる「公募」とは反対の概念で、特定の投資家を対象に証券を発行することであり、また公募の定義が50名以上を対象としているのに対して、私募は50名未満を対象としています(少人数私募)。
ただし、50名以上でも、専門的な知識を持つとされる適格機関投資家(特定投資家)だけを対象に発行される場合には「私募扱い(プロ私募)」となります。