札割れ
読み方: | ふだわれ |
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分類: | 入札 |
札割れは、入札において、応募が少ないなどの理由により、応札額が予定した入札額に達しないことをいいます。
具体的には、金融市場において、国債等を対象とする入札で応札額が入札予定額に満たないことや、中央銀行が金融調節のためのオペレーションをオファー(入札の実行通知)した時に、金融機関から申し込まれた金額が入札予定額に達しないことなどを指します。
一般に資金供給オペで「札割れ」が起こっているということは、金融機関に十分な資金が既に行き渡っているため、金融機関がオペに全額まで応じようとしなくなるほど、中央銀行が豊富に資金供給を行っていることを意味します。
◎中央銀行が量的緩和政策を実施すると、資金供給過剰で札割れが頻繁に起こることがあり。
◎国の財政悪化による札割れ(国債を発行しても引き受け手がなくて売れ残る場合)は、深刻な問題になることがあり。