専属輸送(チャーター便)
読み方: | せんぞくゆそう(ちゃーたーびん) |
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分類: | 運輸 |
専属輸送は、「チャーター便」とも呼ばれ、特定の目的を達成するために共用されている、交通機関や輸送機関の一部または全部を借り切ることをいいます。これは、運輸業界全般で使われる用語で、現在、その対象には、飛行機や船、トラック、バス、鉄道などがあります。
一般に航空業界において、飛行機の専属輸送(チャーター便)では、旅行会社等が航空会社に要請して運航する場合や、旅行会社等の要請なしで航空会社が自らの判断で運航する場合があります。
航空当局同士が協定を結んで運行される週1便や1日1便などの定期便では、仮に搭乗客がゼロでも飛ばなければなりませんが、チャーター便では、航空協定の対象外のため、定期便が運航していない時間帯を利用して、季節需要等に応じて機動的に旅客便や貨物便を運航することができます。
なお、トラック運送業界において、専属輸送と言った場合、特定の荷主の多くの商品をトラック1台を契約して輸配送を行うことを意味します。