相見積もり(あいみつ)

読み方: あいみつもり
分類: 商慣行

相見積もりは、「あいみつ」とも略され、複数の業者から見積もりを取ることをいいます。これは、組織(会社・団体・役所等)や個人が、仕事の発注や工事の発注、商品・サービスの購入などをする際に、複数の業者に対して、同一条件で価格等を提示させることを指します。

※相見積もりの表記は、「合見積り」や「合見積」、「相見積り」、「相見積」とされる場合もあり。

一般に相見積もりは、価格(金額)がある程度大きな発注や購入を行う場合に複数の業者を比較することで、最良の条件を提示した業者を選択するために行います。

また、仕様の策定や納期の設定などによって価格が提示されるような「工事」や「特注品」などでは、見積書を一社から提出させるだけでは(比較対象がないと)、その条件が妥当なのか判断がつきにくいため、相見積もりを行います。

通常、相見積もりを行う際には、(1)事前に相手に対して「相見積もり」を行うことを通知する、(2)結果(可否)の回答期限を通知する、(3)条件に合わなかった場合は誠意をもって断ることの三点は、最低限のルール(マナー)として守るようにしましょう。

※昨今では、対象によっては、インターネット上で相見積もりができるものもあり。

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