チャンピオン交渉
読み方: | ちゃんぴおんこうしょう |
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分類: | 価格 |
チャンピオン交渉は、業界最大手の売り手側と買い手側の間で価格交渉(値決め)を行うことをいいます。
ある製品や原料などの値決めにおいて、企業規模や市場シェアの大きい企業同士が売り手側と買い手側の代表として交渉を担う仕組みであり、現在、鋼板や重油、鉄鉱石などで行われています。
一般にチャンピオン交渉で決まった価格は業界指標となり、同業他社も追随する場合が多く、例えば、日本国内の鋼板においては、日本製鉄とトヨタ自動車による値決め交渉が該当し、製造業向けの指標価格となります。
なお、チャンピオン交渉の業界最大手は変わることがあり、また市況環境の変化の中で、チャンピオン交渉価格から市況連動価格に移行することもあります。