バッドノウハウ

バッドノウハウは、仕事をする上で、本来は知りたくもない雑多なノウハウのことをいいます。

元々は、ソフトウェア業界で使われていた俗語で、何でこんなことを覚えなければならないのだろうとストレスや疑問を感じつつも、それを覚えないとソフトウェアを使いこなすことができないために、やむなく覚えなければならないコツやテクニック、裏技などを指します。

一般にバッドノウハウは、根本的な改善がなされないまま放置された結果、本質的には生産性や応用性はないものの、それに対処するためにやむなく必要になってしまうもので、昨今では、ソフトウェア業界以外にウェブ業界やデータベース業界などでも使われています（あまりメジャーな用語ではない）。

なお、本用語自体は使われていませんが、同様の概念（雑多なノウハウ）は、多くの業界の様々な業務において、数多く存在します。