協賛金
読み方: | きょうさんきん |
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分類: | 商慣行 |
協賛金は、催し物やイベント、事業などに賛同して、企業が支払う金銭をいいます。
具体的な対象として、地域の祭り、スポーツ・文化等のイベント、美術館・博物館等の企画展、公的機関の実施事業、大学の実施事業、財団等の実施事業、取引先の催し物などがあり、その内容(目的)と照らし合わせ、協賛可能なものに対して、社内決裁を経て協賛金が拠出されます。
一般に協賛金を拠出した場合の勘定科目として、広告宣伝費、寄付金、諸会費、交際費などがあり、拠出する対象によって決まります。一方で、主催者側で協賛金を受領した場合の勘定科目として、事業収益、雑収入、協賛金収入、寄付金収入などがあり、受領する対象によって決まります。
<協賛金を拠出した場合の勘定科目>
・広告宣伝費:不特定多数に宣伝効果があるものとして支出する場合
・寄付金:公的機関や団体などに対して事業性のない寄付をする場合
・諸会費:商工会議所や業界団体などの会員として支出する場合
・交際費:取引先との付き合いのために支出する場合