トレースバック
英語: | Trace Back |
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分類: | 流通 |
トレースバック(Trace Back)は、トレーサビリティの概念の一つで、時系列をさかのぼって、製品や物品などの流通経路の記録をたどることをいいます。
トレーサビリティ(Traceability)とは、「Trace(追跡)」と「Ability(能力)」を組み合わせた造語で、日本語では「追跡可能性」と訳され、製品や物品などにおいて、原材料・部品の調達から、製造、流通、販売までの各工程で、製造先・仕入先・販売先等を記録し、その履歴を追跡可能な状態にしておくことをいい、昨今では、幅広い分野で活用されています。
一般にトレースバックは、トレーサビリティで蓄積した情報(履歴)を活用し、川上方向へ遡及するもので、例えば、消費者が食品の流通履歴をさかのぼって、その生産を確認する場合などが該当します。