ラインロビング

ラインロビング（Line Robbing）は、特定の商品カテゴリーにおいて、より専門性の高い品揃えにして競合他社との差別化を図ることをいいます。

"商品ライン"を意味する「ライン（line）」と"奪う"を意味する「ロビング（Robbing）」からなる流通用語で、マーチャンダイジング特性やマーケット特性に基づき、需要が高く価値の見込める品種に対し、価格面の魅力やラインナップの充実などを図ることで、売上やシェアを伸ばすことを目的とします。

一般にラインロビングは、昨今、狭小商圏化が進む中で、顧客の買物需要を増やす手段として有効であり、その代表例の一つとして、専門業態で進化を続けるドラッグストアが挙げられます。