ポイントカード

ポイントカード（Point Card）は、百貨店やスーパー、コンビニ、専門店、量販店などの小売店等が顧客サービスの一環として、顧客の利用状況に応じてポイントを付与し、一定水準に達した時点で各種特典を付与するカードをいいます。

目次：コンテンツ構成

• ポイントカードの仕組みと種類
• ポイントカードの取扱い

ポイントカードの仕組みと種類

ポイントカードでは、商品・サービスの購入金額や顧客の来店回数などに応じて、一定の条件で計算されたポイント（点数）を顧客に付与する仕組みになっています。一方で、顧客は、貯まったポイントを次回以降の購入代金の一部に充当したり、商品や景品などに交換することができます（特典はカードにより異なる）。

現在、スタンプ式やバーコード式、カードリーダー式などのタイプがあり、その中で流通系カードでは、クレジットカードと組み合わせて一体化しているものも多いです。また、Tポイントや楽天ポイント、Pontaポイントなど、共通ポイントを採用している場合、日常的に広く使うことができます。

ポイントカードの取扱い

ポイントカードに関して、発行会社の法人税法上の取扱いについては、以下の「割引券」と「金品引換券」の二つがあります。

割引券

付与されたポイントと引換えに商品販売時に値引きされるもの。

金品引換券

付与されたポイントと引換えに以下の条件を満たすもの。

・商品等の購入価額の一部を値引くことにならず、必ず金銭または物品を無償で交付
・商品等の購入がポイント使用の絶対条件とならず、いつでもポイント使用が可能