サインレスシステム
読み方: | さいんれすしすてむ |
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分類: | システム |
サインレスシステムは、クレジットカードの処理時間を短縮・効率化するために、ジャーナル(売上伝票)への署名(サイン)を省略した制度(仕組み)をいいます。
一般にクレジットカードの利用においては、カードの利用者が本人であることを確認するために、加盟店では売上伝票に利用者のサインを求め、カード裏面に記入されている本人の自筆によるサインと照合を行います。これに対して、サイレスシステムでは、売上伝票へのサインを省略し、処理時間の短縮を図っています。
現在、サインレスシステムは、百貨店の食品売り場やスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ファーストフード、ファミレスなど、代金決済のスピード(早さ)が要求され、かつ換金制の低い商品やサービスなどを扱う場所において導入されています(端末での暗証番号で本人確認をするところもあり)。
◎サインレスシステムの問題点として、本人以外の第三者がカードを使った場合でも決済ができてしまうので、カードを紛失したり、盗難に遭ったり際には悪用される恐れがある。
◎ネットショップなどインターネットでのカード決済の場合は、サイン自体ができないため、必然的にサインレスシステムになっている。