S-CAT

S-CATは、「Simple CAT」の略で、かつて使われていた、オーソリゼーション（信用承認）のみを行ない、売上伝票の作成機能やデータギャザリング機能などを持たないシンプルな機能のCATをいいます。

CATとは、クレジットカードの加盟店に設置されていた信用照会端末で、これを使って顧客のカードの有効性や信用状況をリアルタイムでチェックし、カードによる商品やサービスの販売・提供の信用承認を行っていました。

使用当時、S-CATは、顧客がカードを利用して商品やサービスを購入する際に、カードが利用可能かどうかについて信用照会する「オーソリゼーション」の機能のみでしたが、カードの信用承認がすぐにできたため、加盟店にとっては便利でした。

＜CATからINFOXへ移行＞

CAFISセンターに接続されていた旧来のカード決済端末（CAT、S-CAT、G-CAT）は、センター側ネットワーク機器の老朽化に伴い、2015年3月31日をもって接続サービスを終了。また、決済端末は、2015年4月1日以降、次世代のマルチカード決済端末「INFOX」へ全面移行。