国際クレジットカード
読み方: | こくさいくれじっとかーど |
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分類: | 国際ブランド |
国際クレジットカード(国際カード)は、世界中で利用できるネットワークを持ち、国内外のどこでも使えるクレジットカードをいいます。
世界各地に多くの加盟店があり、どこでも使える汎用性の高いカードで、現在、VISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)、JCB(ジェーシービー)の5つが該当します。
また、この5つの他に、Discover Card(ディスカバーカード)と銀聯カードを加えて、7大カードと称することもあります。
目次:コンテンツ構成
国際クレジットカードの特徴
国際クレジットカードには、それぞれ特徴がありますが、大きく分けて、決済の利便性を追求した「決済カード」と、旅行や娯楽などでの利便性を追求した「T&Eカード」があります。
◎決済カードは、世界各地に多くの加盟店を持ち、カード決済が気軽にできる利便性に特色があり、VISAとMasterCardが該当し、この2つは「世界二大カード」とも呼ばれ、加盟店数で他社を圧倒している。
◎T&E(Travel & Entertainment)カードは、海外(外国)の現地情報の提供や会員サポートなど、旅先でのサービスに重点を置き、American Express、Diners Club、JCBが該当する。
国際クレジットカードの必須要件
「国際クレジットカード」と呼ばれるためには、外国での加盟店開拓の実力がある、各国間の信用決済システムが構築されている、24時間オーソリゼーション体制が整備されていることなどが必須要件です。
また、カードの利用面では、世界中のどこでも安心して使えて、すぐに決済できるインフラなどを整備していることが必須要件で、現在、「JCB」だけが日本発の唯一の国際クレジットカードとして認識されています。
<JCBについて>
JCBは、VISAやMasterCardと比べた場合、世界中というのは少し厳しいかもしれませんが、通常の海外旅行の渡航先であれば大きな問題はなく、特に世界の主要都市に置かれた海外サービス窓口である「JCBプラザ」は、日本人にとってやはり安心感があります。