途上与信
読み方: | とじょうよしん |
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分類: | カード与信 |
途上与信は、「途上管理」や「途上審査」、「モニタリング」とも呼ばれ、クレジットカードやキャッシングなどの信用供与を行った後に、利用者(顧客)のクレジットの利用状況や返済状況を審査(チェック)することをいいます。
消費者信用のリスク管理手法の一つで、顧客の信用供与額の見直し(変更)、延滞発生の未然防止、偽造・不正カードの早期発見などに役立てることを目的としています。
一方で、途上与信に対して、入会審査の際にカード利用限度額や融資利用限度額を決定することを「初期与信(スクリーニング)」と言います。
<途上与信と法定途上与信の違い>
|途上与信|
任意で行うもので、契約中に信用状況を確認するための照会。
|法定途上与信|
貸金業法・割賦販売法の定め(過剰貸付防止・支払可能見込額調査の義務化)に従って、契約中に信用情報を確認するための照会。