カード不正検知システム

読み方: かーどふせいけんちしすてむ
分類: システム

カード不正検知システムは、「カード不正検索システム」とも呼ばれ、クレジットカードの不正使用のパターンを分析し、会員以外の第三者による不正使用を発見できるシステムをいいます。

現在、大手のカード会社の信用管理センターなどで導入されており、本システムを使って24時間365日、専門スタッフによる不正使用の監視(モニタリング)が行われており、また昨今では、情報技術(IT)が進化する中、人工頭脳(AI)も活用して検知精度が大きく向上しています。

一般にカード不正検知システムでは、利用者の購買情報(履歴)を蓄積して、その傾向をモデル化(スコアリング化やルール化)し、その傾向に合わないショッピングを抽出したり、クレジットカードの利用を一時停止したりする仕組みとなっています。

なお、監視用に端末には「会員監視」と「加盟店監視」の二つのシステムが組み込まれており、常時、カード会員加盟店の取引を画面上でチェックできるようになっています。

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