Ifo景況感指数
読み方: |
あいえふおーけいきょうかんしすう |
英語: |
Ifo Business Climate Index |
分類: |
ドイツ |
Ifo景況感指数は、「IFO業況指数」とも呼ばれ、ドイツ連邦共和国のIfo経済研究所が発表する、ドイツの景況感についての調査結果(景況感指数)をいいます。
約7000社のドイツ企業を対象に、ドイツ経済の現況と今後6カ月の先行きに対してアンケート調査を実施したもの(日本の短観と同様の調査・集計を行ったもの)で、2000年を100として、現況と先行きを加重平均した指数となっています。また、調査項目については、生産・在庫・受注・価格・雇用に分かれ、特に鉱工業生産との関連性が高いです。
一般にIfo景況感指数は、欧州(ユーロ圏)で最大規模を誇るドイツ経済を占う代表的な経済指標で、また翌月下旬に発表される(発表時期も早い)ため、ユーロ相場を見る上で重要視されています。
なお、類似指標として、毎月中旬に発表されるZEW景況感指数がありますが、Ifo景況感指数の方がサンプル数が多いことや、専門家ではなく企業担当者が調査対象となっていることから、よりドイツ経済の実態を正確に把握できると評価されています。
<本指標の主なポイント>
・ドイツの景況感についての指数
・鉱工業生産との関連性が高い
・ユーロ相場に与える影響が大きい
※Ifo経済研究所:Ifoは、"Information & Forschung"の略称で、第2次世界大戦直後に設立された、ドイツのミュンヘンにある著名な経済研究所。
発表国 |
ドイツ連邦共和国 |
発表先 |
Ifo経済研究所 |
発表時期 |
毎月下旬 |
発表内容 |
前月のアンケート調査(景況感指数) |