リビジョンインデックス
読み方: | りびじょんいんでっくす |
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分類: | 景気関連 |
リビジョンインデックスは、アナリストによる業績予想の修正(Revision:リビジョン)を指数化したものをいいます。これは、証券会社等の調査機関が算出・公表しており、業績の変化の方向性を捉えることで、景況感の判断などに用いられます。
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リビジョンインデックスの仕組み
リビジョンインデックスは、企業の業績見通しがどのように変化しているかを捉える指標で、アナリストの予想が上方修正された企業数と下方修正された企業数の差を取り、全体の企業数に対する比率を取ったものです(各機関で個別に公表されるため、一律の数値ではない)。
通常、本指標において、プラスが大きければ、全体として上方修正の勢いが高まっていることを示し、逆にマイナスが大きければ、全体として下方修正の勢いが高まっていることを示します。
野村証券のリビジョンインデックス
現在、日本においては、野村証券のリビジョンインデックスが有名で、「Russell/Nomura Large Cap(RN Large Cap)」採用銘柄を対象に、今期の経常損益予想が3カ月前に比べて、「(上方修正数-下方修正数)/構成銘柄数」で算出されます。
その種類には、RN Large Cap、RN Large Cap(除く金融)、製造業、非製造業(除く金融)などがあります。