びっくり指数

読み方: びっくりしすう
英語: Citigroup Economic Surprise Index
分類: 景気関連

びっくり指数は、正式には「エコノミック・サプライズ指数」と呼ばれ、米シティグループが算出する、各種経済指標と事前予想との食い違い(乖離幅)を指数化し、ゼロ(予想通り)を挟んで、上下(プラス・マイナス)で示した指数をいいます。

雇用や生産などの各種経済指標が事前の市場予想と比べてどうだったかを指数化したもので、通常、実績が予想を上回れば指数は上昇し、逆に実績が予想を下回れば指数は下落するという仕組みになっています。

一般にびっくり指数は、各種経済指標において、市場の事前予想と比べて、上ぶれが多ければプラス方向へ動き、逆に下ぶれが多ければマイナス方向へ動き、また大きくぶれていれば(ゼロから大きく乖離していれば)、市場がびっくりしている状態を表します。

例えば、本指数がプラスで、数値が大きければ、市場が景気の改善ぶりに驚いているのが分かります。

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