ご当地ファンド

ご当地ファンドは、「地域別ファンド」とも呼ばれ、日本の特定の地域（都道府県、地方）の企業を中心に投資する投資信託（ファンド）をいいます。

その地域に本社がある上場企業や、その地域に工場等を置いて地元の人を多く雇用している上場企業などを主たる投資対象としており、該当する株式だけで運用するファンドや、債券と該当する株式を組み合わせて運用するファンドなど、運用方法にはいくつかの特徴があります。

また、商品名については、地域名を冠した愛称が付けられることが多いです。

目次：コンテンツ構成

• ご当地ファンドの主なポイント
• ご当地ファンドの具体例

ご当地ファンドの主なポイント

ご当地ファンドに投資するにあたっては、その仕組みとリスクを十分に理解しておく必要があります。

・日本の特定の地域（都道府県、地方）の企業を中心に投資する
・地元の投資家にとって、身近で馴染みがあり親しみが持て、地域の経済成長の成果を得ることが期待できる
・投資する対象銘柄が限定されるため、資産の分散効果は小さい
・通常の日本株ファンドに比べて、価格変動が異なる場合がある
・一部のファンドでは、野村證券金融工学研究センターが算出する「NOMURA日本株地域別インデックス」を用いている。

ご当地ファンドの具体例

ご当地ファンドは、投資対象（テーマ）の一つの選択肢となり、具体的には以下のようなファンドがあります。

・京都･滋賀インデックスファンド（野村アセット）
・ダイワ・ニッポン応援ファンド（大和投信）
・四国アライアンス地域創生ファンド（大和投信）
・東海３県ファンド（東京海上アセット）
・中部経済圏株式ファンド（三井住友DSアセット）他