資源国

資源国は、広義には、様々な有用な資源を産出する国の総称をいいます。また、狭義には、金・銀・白金・鉄鉱石等の鉱物資源、石油・石炭・天然ガス・ウラン等のエネルギー資源、農産品・畜産物等の農畜産資源などを産出し、貿易面でその輸出比率が高い国を指します。

一般に広義の資源国には、米国や中国なども含まれますが、一方で狭義の資源国には、カナダやオーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、ロシア、カザフスタン、インドネシア、マレーシア、モンゴル、南アフリカ、ボツワナ、アンゴラなどが該当します。

なお、狭義の資源国の通貨を「資源国通貨」と言い、その特色として、商品市況に影響を受けやすく、またインフレの際に買われる傾向があります。