G10(10か国財務大臣・中央銀行総裁会議)
読み方: | じーてん |
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英語: | Group of Ten |
分類: | 国際会議 |
G10は、"Group of Ten"の略で、「10か国財務大臣・中央銀行総裁会議」とも呼ばれ、日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ベルギー、オランダ、スイス、スウェーデンの11か国の財務大臣と中央銀行総裁による経済会合をいいます。
国際通貨制度および世界経済の諸問題について、必要に応じて長期的課題を設定しつつ意見交換を行うというもので、1962年10月に国際通貨基金(IMF)と主要先進10か国との間で取り交わされた、一般借入取極(GAB:General Arrangements to Borrow)参加国の財務大臣・中央銀行総裁の会合として発足しました。
その後、1984年4月にスイスがGABに参加し、参加国は11か国となりましたが、呼称は変わっていません。
<一般借入取極(GAB)について>
一定の状況下で、IMFが11の先進諸国(またはその中央銀行)から、特定額の通貨を市場に連動した利率で借り入れることを可能にする制度。