産油国会合
読み方: | さんゆこくかいごう |
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分類: | エネルギー |
産油国会合は、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合をいいます。
OPECと非OPECの合同会合で、サウジアラビアやイラク、イラン、UAE、ロシア、メキシコなど世界の主要産油国が集まり、原油価格の安定を目指して、原油の生産調整(増産・維持・減産等)を話し合うものとなっています。
一般に産油国会合は、世界全体の原油生産量の5割超を決めるものであり、その協議の結果次第で世界の原油市場や株式市場などにも大きな影響を及ぼすことがあります。
なお、本会合では、参加国間の意見対立は珍しくなく、特に両陣営の盟主であるサウジアラビアとロシアが協調できるかが大きなポイントになります。