投資家信頼感指数

投資家信頼感指数は、米銀大手のステート・ストリート（State Street ）が公表する、世界の機関投資家の株式投資への姿勢を反映する指数をいいます。

同社の投資調査部門がハーバード大学のケネス・フルート教授と共同で開発し、毎月集計しているもので、具体的には、機関投資家の株式売買の行動パターンを分析し、ポートフォリオにどれだけ株式を配分するかによって、「投資家の信頼感」あるいは「リスク選好度」を定量的に計測することを試みたものとなっています。

一般に投資家信頼感指数は、投資家のリスク選好度（信頼感）の変化を表しており、通常、株式への配分割合が高ければ高いほど、リスク選好度は高いものとし、また指数が100の場合は中立を指し、株式を増やしても減らしてもいない状態を示します。