保険事故

保険事故は、保険契約で定められた、保険金や給付金などが支払われる事由をいいます。これは、保険契約において、保険会社がその事実の発生を条件として、保険金等の支払いを約束した出来事を指します。

具体的には、生命保険では「人の死亡や高度障害、満期までの生存」、医療保険では「入院や手術、通院」、火災保険や地震保険では「火災・地震等による損壊」、自動車保険では「交通事故」、傷害保険では「ケガ」などが挙げられます。

一般に日常のリスク管理において、何らかの保険契約をしている場合、万一の事態が発生し、後で保険金の不払いや請求のし忘れを避けるためにも、保険事故の対象をしっかりと把握しておくことが必要です。