交通事故紛争処理センター
読み方: | こうつうじこふんそうしょりせんたー |
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分類: | 自動車保険(事故) |
交通事故紛争処理センターは、交通事故に遭った当事者の面接相談を通して、弁護士や法律の専門家による事故の相談・和解のあっ旋、審査等を行う公益財団法人をいいます。
1974年にセンターの前身である「交通事故裁定委員会」として発足し、1978年に組織を拡充し、中立公正の立場を強化するため「交通事故紛争処理センター」へと発展し、その後、交通事故の紛争の適正な処理と公共の福祉を目的にその組織を日本全国に広げ、今日では、11カ所の拠点をもって活動しています。
現在、交通事故紛争処理センターでは、事故の当事者間において、損害賠償などの問題について解決が図れない場合に、公正・中立の立場で、無償で紛争解決するための手助けを行っています。
●交通事故紛争処理センターの目的
交通事故の関係者の利益の公正な保護を図るため、交通事故に関する紛争の適正な処理に資する活動を行い、以って公共の福祉の増進に寄与することを目的としている。
●交通事故紛争処理センターの事業
上記の目的を達成するために、交通事故に伴う損害賠償の紛争に関する法律相談、和解のあっ旋および審査を無償で行っている。
●交通事故紛争処理センターの運営財源
センターの運営財源は、損害保険会社、全国共済農業協同組合連合会、全国労働者共済生活協同組合連合会、全国トラック交通共済協同組合連合会、全国自動車共済協同組合連合会、全日本火災共済協同組合連合会から拠出されている。