IFO注文

IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせたセット型注文をいいます。これは、「新規注文」と同時に、その新規注文が成立した場合に初めて有効となる「OCOの決済注文（利食い、損切り）」をセットで出すことができるので、非常に利便性と安全性が高いと言えます。

目次：コンテンツ構成

• IFO注文の特色
• IFO注文の活用例

IFO注文の特色

IFO注文は、「If Done ＋ One Cancels the Other order」の略で、新規注文と決済注文（利食い、損切り）がワンセットで出せる自動注文となっています。

　IFO注文＝IFD注文＋OCO注文

｜IFD注文｜
新規注文と決済注文をワンセットで出せる注文方法。

｜OCO注文｜
同時に２つの注文を出し、片方の注文が成立したら、もう片方の注文はキャンセルされる注文方法。

なお、IFO注文では、決済注文は新規注文が成立してからも変更できるので、相場状況を見て適宜見直すことが大切です。

IFO注文の活用例

IFO注文は、完全自動注文として様々な場面で活用できます。

ドルロング（ドル買い）の例

現在値が１ドル＝115.000円の時、新規注文の買いを１ドル＝114.500円に指値し、また決済注文の売りを１ドル＝115.500円の「指値（利食い）」と１ドル＝113.500円の「逆指値（損切り）」に指定することができる。

ドルショート（ドル売り）の例

現在値が１ドル＝115.000円の時、新規注文の売りを１ドル＝115.500円に指値し、また決済注文の買いを１ドル＝114.500円の「指値（利食い）」と１ドル＝116.500円の「逆指値（損切り）」に指定することができる。