利殖
読み方: | りしょく |
---|---|
分類: | 概念 |
利殖は、資金を効率的に運用し、利子や配当金などによって財産を増やすことをいいます。
昨今、銀行や証券会社などの金融機関では、本用語(利殖)は使われず、その代わりに響きのよい「投資」や「資産運用」が使われる一方で、本用語(利殖)には、「利殖商法」など、何らかの怪しさや欲望(金銭欲)を感じさせられることが多いです。
<利殖商法について>
「利殖勧誘事犯」とも呼ばれ、手持ちのお金を増やしたいという利殖願望につけ込み、未公開株や社債、ファンド、外国通貨などの取引を装って「値上がりが確実、絶対に損はしない、元本は保証する」などと言って勧誘し、購入代金や出資金などを騙し取る商法(犯罪)をいう。