多目的ローン

多目的ローンは、「フリーローン」とも呼ばれ、銀行や信金、信組、労金、農協などが取扱う資金使途が自由なローンをいいます。これは、資金使途が自由なカードローンとは異なり、申込みの際にその都度審査があり、借入時に「金銭消費貸借契約書（借入契約書）」を取り交わす方式が主流となっています。

◎「無担保型」と「有担保型」の二つのタイプがあり、無担保型は、結婚や旅行、趣味、レジャー、引越しなど小口のローンなのに対して、有担保型は、別荘購入や相続資金など大口のローンとなっている。

◎資金使途が自由な（幅広い）分、住宅ローンや教育ローンなどより金利が高いことが多い。

◎ローンの申込みの際には、印鑑、本人確認書類、源泉徴収票・確定申告書等の年収を確認できる資料、実際の資金使途を確認できる資料などが必要となる。

一般に多目的ローンは、結婚や旅行、家具、家電、墓苑、カルチャー、引越し、相続など、ライフプラン上の多様な資金ニーズに合わせて自由に借入れができますが、一方で以下の資金使途のものについては対象外となっています。

・日常の生活資金
・事業性の資金
・投機性の資金（ゴルフ会員権、株式購入資金等）
・他の金融機関からの借り換え資金
・見積書・契約書等により資金使途を確認できない資金　他