滅失
読み方: | めっしつ |
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分類: | 担保・保証 |
滅失は、国語辞書では、ほろんでなくなることや、何らかの外的な力(災害や人の行為など)により物がその物としての物理的存在を失うことをいいます。これは、金銭消費貸借契約においては、ローンの担保の目的物となっている不動産や動産などの全部破損(担保の目的物がなくなること)を指します。
一般に担保の目的物が滅失した場合、担保価値がなくなるため、通常、債務者は債権者から追加担保の差し入れを求められます。
<本用語の使用例>
・災害や事故などによる破損や滅失などの危険は、損害保険で対応できる
・災害関連支出は、災害により滅失した住宅・家財などを除去するための費用である
・システムの脆弱性を突かれた場合、データの漏洩や改竄、滅失などにつながる恐れがある