Bid(ビッド)

読み方: びっど、びっと
分類: 市場取引

Bid(ビッド)は、外国為替取引や資金取引、債券取引、デリバティブ取引などで使われる用語で、プライス(レート)を提示する側の買い値(買い呼値)をいいます。

市場取引で「買い手の希望価格」を意味し、提示された側は、そのレートで売ることができます。また、本レートは市場動向によって変化し、通常、売り手の希望価格である「オファーアスク)」よりも低くなり、レート水準は提示する側によって若干異なります。

Bid(ビッド)の概要

現在、個人向けの金融取引では、外国為替証拠金取引やCFD取引などにおいて、金融機関(取扱業者)がオファードレートビットレートの両方を掲示し、いつでも「買い」と「売り」の取引ができるようになっています。

この場合、二つのレートの差(幅)を「スプレッド」と言いますが、スプレッドは市場の流動性や手数料、取扱業者の信用力などによって結構異なり、また流動性が少ない商品はスプレッドが広くなる傾向があります。

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