短期金融資産

短期金融資産は、短期金融市場で運用される、１年以内に償還が来る有価証券や金融資産の総称をいいます。

金融機関や法人などを対象にした、短期に資金を預けたり借りたりして融通する確定金利の金融商品で、具体的には、コールローンや譲渡性預金（CD）、コマーシャルペーパー（CP）、国庫短期証券（T-Bill）、現先取引、レポ取引などがあります。

一般に本用語は、投資信託（ファンド）の商品説明や目論見書などで目にすることがあり、通常、ファンドでは、流動性の確保（解約や分配金の支払い）に備えたり、有価証券への投資を待機したりする時などに、信託財産の一部を短期金融資産で運用しています。