混合型年金制度
読み方: | こんごうがたねんきんせいど |
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分類: | 企業年金 |
混合型年金制度(混合型年金プラン)は、「ハイブリッド型年金制度」とも呼ばれ、確定給付型年金制度と確定拠出型年金制度の両方の性質(特徴)を併せ持つ年金制度をいいます。
年金の仕組み面において、確定給付型と確定拠出型の両方の特徴を併せ持つもので、退職給付制度運営に伴う様々なリスクを事業主と従業員の間で分担しており、これまで世界各国の社会環境を反映し、様々な形態のものが発展してきました。また、ニーズに応じた柔軟な制度設計を可能にするものとしても注目されています。
日本においては、2002年の確定給付企業年金制度の導入時に、ハイブリッド型年金制度の一種である「キャッシュ・バランス型年金制度」が認められ、厚生年金基金と確定給付企業年金での実施が可能となりました。