不動産特定共同事業
読み方: | ふどうさんとくていきょうどうじぎょう |
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分類: | 賃貸 |
不動産特定共同事業は、事業者(当局によって許可された不動産会社など)が投資家の出資を受けて不動産賃貸等を行い、その収益を投資家に分配する事業をいいます。
現在、不動産特定共同事業法において、不動産特定共同事業として、「不動産特定共同事業契約に基づき営まれる不動産取引から生じる収益又は利益の分配を行う行為」と「不動産特定共同事業契約の締結の代理又は媒介をする行為」の二つが事業として定義されています。
また、不動産特定共同事業法商品(不特法商品)とは、投資家が出資等を行い、不動産会社等の専門家が事業主体となって実物不動産取引により運用し、収益の分配を行うスキームの投資商品となっています。
一般に不動産特定共同事業法では、不特法商品を取り扱う事業者(不動産特定共同事業者)に対して、資本金や宅地建物取引業者免許などの一定の要件を設ける許可制を採用し、これらの規制により投資家保護を図る構造となっています。