MTデータ伝送
読み方: | えむてぃでーたでんそう |
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分類: | 為替取引 |
MTデータ伝送は、第6次全銀システムまで利用された、複数の為替通知データを一括して送受信するものをいいます。これは、運用当時、文書為替や先日付振込、給与振込、賞与振込、年金・給付金振込、株式配当金振込などを対象としており、特定の日にデータをまとめて処理する必要があるものが中心となっていました。
2011年に稼働した第6次全銀システムでは、MTデータ伝送の後継となる「新ファイル転送」システムが導入されたことにより、MTデータ伝送は大きく減少し、その後、2019年に稼働した第7次全銀システムから取扱いを廃止(終了)しました。
<MTデータ伝送における為替通知>
(1)各金融機関から発信されたMTデータは、全銀センターにおいて取引種類別、被仕向金融機関別に編集処理した上で、被仕向金融機関に配信する。
(2)被仕向金融機関は、指定された支払日に受取人の口座に入金する。