荷もたれ感
読み方: | にもたれかん |
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分類: | 状況 |
荷もたれ感は、広義には、相場の力の弱い状態をいい、また狭義には、信用取引の買い残高が高水準になり、株価の値上がりが抑えられることをいいます。
一般に信用取引では、買い残高が膨らみ、相場に勢いがなくなってくると、買い残高は将来の売り要因となるため、近い将来の手仕舞い売りを予想して相場が膠着状態となって値上がりしにくくなり、このような状態を「荷もたれ感が強い」と言います。
<本用語の使用例>
・3カ月物国庫短期証券の発行レートが荷もたれ感から上昇傾向となっている
・株式市場では、信用買い残や裁定買い残など仮需が積み上がっておらず、需給に荷もたれ感が生じていない
・信用取組が売り残減少でやや荷もたれ感が強まっているだけに、1株純資産水準で日柄調整移行が予想される