ボロ株
読み方: | ぼろかぶ |
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分類: | 銘柄(視点) |
ボロ株は、株式市場において、超低位株の俗称をいいます。特に明確な定義はありませんが、1株100円以下の株価が一つの目安で、また株価が低水準となっているのには、経営悪化や事業衰退、不祥事、上場廃止懸念など、それなりの理由(悪材料)があるのが普通です。
一般にボロ株は株価が安いので、他の株価が高い銘柄と比べて、同じ資金でも多くの株数を売買できます。そのため、株数によっては、少額の値上がりでも大きな利益が得られる一方で、少額の値下がりでも大きな損失が生じます。また、投機的な取引が多いため、時として仕手筋に狙われることもあります。
なお、ボロ株は、東京証券取引所では、主にスタンダード市場とグロース市場に存在し、その中の一部(少数)の銘柄は何らかの要因で再浮上する可能性があり、実際に投資するにあたっては、事業内容や財務諸表などをよく確認することが必要です。