都民税

【読み方:とみんぜい、分類:税分類】

都民税は、地方税の一つで、東京都が課する住民税をいいます。

東京都内に住所・事務所・事業所等を有する個人と法人に対して、東京都が課す税金(租税)で、個人に対するものは、都内全般で道府県民税に準じますが、一方で法人に対するものは、特別区(東京23区)では、道府県民税と市町村民税を合わせたものが課されるなど道府県民税とは異なります。

◎個人都民税は、「所得割」と「均等割」から構成され、その賦課徴収については、東京都内の区域内の市区町村が、当該市区町村の市町村民税(または特別区民税)の賦課徴収と併せて一括で行っている。

◎法人都民税は、「法人税割」と「均等割」から構成され、申告納税(納税者が自ら税額を計算して申告・納付)となっている。

◎東京23区内の法人は、都の特例として、市町村民税相当分も合わせて「都民税」として所管の都税事務所に申告して納める(法人の市町村民税相当分は都税とされており、徴収した一部が一定の基準で特別区に交付される)。

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