国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)

読み方: こくさいすわっぷでりばてぃぶきょうかい
英語名: International Swaps and Derivatives Association, Inc.
分類: デリバティブ|業界団体

ISDAは、"International Swap and Derivatives Association"の略で、日本語では「国際スワップ・デリバティブ協会」と呼ばれ、OTCデリバティブの効率的かつ着実な発展を促進するため、1985年にアメリカ合衆国のニューヨークで設立されたデリバティブに関する世界的な組織(全世界的な業界団体)をいいます。これは、OTCデリバティブ市場の主要参加者(会員)により構成されており、その役割は各国政府や他市場の業界団体と密接に連携して、デリバティブ市場の発展促進に努めることであり、主として金利スワップ通貨スワップ、コモディティデリバティブ、クレジットデリバティブ天候デリバティブなどの取引を対象とした契約書の発展と維持、取引の効率的な締結のための市場慣行の促進、および健全なリスク管理体制の発展などを目的として活動を行っています。

なお、ISDAの会員が合意した事項に関しては、強制力を持たない業界のベストプラクティスとして公表されますが、その多くは業界関係者のみならず、各国規制当局や他の業界団体との密接な対話を経て形成されることなどから、事実上の世界標準として機能しています。

ISDAの構成会員について

ISDAの構成会員は、OTCデリバティブに携わる各国の主要金融機関(銀行、証券会社等)、事業法人他、エンドユーザー、サービスプロバイダー、コンサルティング会社、政府系機関や中央銀行などとなっています。

ISDAの主な業務について

・デリバティブ取引契約書の発展と維持など、取引の効率的締結のための市場慣行の促進
・健全なリスク管理体制の発展の推進
・商取引管理水準の高度化の推進
・OTCデリバティブ取引の国際的かつ一般的な理解の促進
・法律、規制、会計、税務、オペレーション、テクノロジー他、協会員などに影響を及ぼす事柄についての教育や啓蒙
・会員共通の関心事項について分析、議論を行なうためのミーティングの設定