コンタンゴ

英語名: Contango
分類: デリバティブ|商品先物

コンタンゴ(Contango)は、主に商品先物取引で使われる用語で、決済期限が最も近い期近物が期先物に比べて安い状態のことをいいます。これは、限月間の価格差を利用した取引で「順鞘」のことであり、期先限月の価格が高く、期中・期近と受渡期日までに残された期間が短くなるほど価格が安い状態を指します。

例えば、原油取引において、足元の原油市場の需要が緩むと、原油先物の期近物の価格が下落し、コンタンゴの状態になります。この場合、期先物の価格が高いことを利用し、資源トレーダーはタンクで現物の原油を貯蔵すると同時に期先物を売り建てれば、備蓄にかかる費用を差し引いた差額が利鞘となります。

一般に金利コストや保管コストなどの現物の保管に必要なコストが、需給の逼迫などから得られる現物を保有していることのメリットを上回ると「コンタンゴ」の状態になると言われます。特に原油や天然ガス、穀物、ゴムなどは保管が容易ではないため、在庫量が増加すれば「コンタンゴ」の状態が強まると予想されます。

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