貿易収支

読み方: ぼうえきしゅうし
分類: 経済指標|各国

貿易収支は、一国の輸出量と輸入量の収支のことをいいます。これは、国際収支統計(経常収支、資本収支、外貨準備増減)の中の経常収支(貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支)の一項目で、世界各国で発表される経済指標です。現在、国際収支統計は、日本を含む世界の大半の国・地域において、IMFの国際収支マニュアルに基づいて作成されています。

日本の貿易収支

日本では、国際収支統計の貿易収支(決済ベース)と、貿易統計の輸出入額から算出される貿易収支(通関ベース)の二つがあります。

●国際収支統計の貿易収支(日銀財務省が共同で毎月発表)

一般商品の他に、加工用財貨・船舶・航空機など動産の修理費、輸送手段用に調達した燃料や備品、非貨幣用金なども取引の範囲に含まれる。これは、貿易統計のデータを基礎資料として、IMFの国際収支マニュアルに基づいて作成されるが、税関を通過したかどうかにかかわらず、所有権が移転した時点で取引を認識し、輸出入ともFOB価格で計上。

●貿易統計の貿易収支(財務省が毎月発表)

税関を通過した貨物を集計対象とし、税関に提出された各種報告書を資料として作成。輸出は運賃・保険料を含まないFOB価格、輸入は運賃・保険料を含むCIF価格で計上。

米国の貿易収支

米国の貿易収支(International Trade in Goods and Service)は、商務省から毎月20日前後に前月分の結果が発表されます。通常、米国においては、輸入金額が輸出金額を上回る貿易赤字が続いているため、マーケットでは「赤字額の大小」や「対中国・対日本等の収支」などが注目されます。