バリュエーション

英語名: Valuation
分類: 運用管理

バリュエーション(valuation)は、英語では、評価や査定、見積もり、価値判断などを意味します。これは、「資産運用(株式投資)」や「ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス(M&A・企業再編等)」では、投資の価値計算や事業の経済性評価などの指標(ツール)として使われています。

ここでは、知っているようでいて意外と知らない「バリュエーション」について、簡単にまとめてみました。

目次:コンテンツ構成

資産運用におけるバリュエーション

バリュエーションは、資産運用(株式投資)においては、企業の利益や資産などの本来の企業価値に対して、株価が相対的に割安か割高かを判断する際の指標として使われています。現在、代表的なものには、株価純資産倍率(PBR)、株価収益率(PER)、株価キャッシュフロー倍率(PCFR)、配当利回りなどがあります。

株価純資産倍率(PBR)

PBRは、株価を一株当たり純資産で割ったもので、株価を資産面(解散価値)から見て、「割安」か「割高」かを判断する際に使われる指標となっています。

株価収益率(PER)

PERは、株価を一株当たり利益(EPS)で割ったもので、株価を利益面(企業業績)から見て、「割安」か「割高」かを判断する際に使われる指標となっています。

株価キャッシュフロー倍率(PCFR)

PCFRは、株価を一株当たりキャッシュフローで割ったもので、株価が一株当たりキャッシュフローに対して何倍(何年分)で評価されているかを表し、通常、本数値が高い(低い)ほど割高(割安)であるとされます。

配当利回り

配当利回りは、株価に対する年間配当金の割合を示したもので、株式投資において「インカムゲイン」に注目した指標となっています。

M&A・企業再編等におけるバリュエーション

バリュエーションは、ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス(M&A・企業再編等)においては、投資(買収)案件の実施判断や複数案件から最良な案件選択をする際に行う「企業価値評価」のツールとして使われています。

現在、代表的なものには、正味現在価値(NPV)、ペイバック(回収期間)法、会計上の収益率、内部収益率(IRR)経済的付加価値(EVA)などがあります。