過払い金

読み方: かばらいきん
分類: ローン|概念

過払い金は、一般的には、払いすぎた金銭のことをいいます。これは、消費者金融などにおいては、貸金業者から融資を受けた人が、本来支払う必要がないにもかかわらず、貸金業者に払いすぎた利息(過払い利息)のことをいいます。

かつて、利息制限法の上限金利(元本額により年15-20%)と出資法の上限金利(年29.2%)との間に「グレーゾーン金利」と呼ばれるものがあり、長い間、多くの貸金業者は、この金利帯で金銭を貸し付けてきました。2000年代に入って個人の多重債務が社会問題化する中、2006年1月の最高裁の判決を契機に「過払い金」が注目され、また払いすぎた利息を返還させるという「過払い金返還請求訴訟」が急増しました。

なお、2010年6月に完全施行された改正貸金業法では、出資法の上限金利が20%に引き下げられ、グレーゾーン金利が撤廃されたことによって、上限金利は利息制限法の水準(元本10万円未満:20%、元本10万円以上100万円未満:18%、元本100万円以上:15%)となりました。

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