賦課金

読み方: ふかきん
分類: 負担金

賦課金は、役所や組合などで使われる用語で、租税や負担金などのように、割り当てられて負担するお金をいいます。これは、あることに対して、恩恵を受ける者などが、その経費や財源などを負担するのが基本となっています。

ちなみに、賦課とは、国語辞典では「割り当てて負担させること」といった意味があります。

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賦課金の計上について

賦課金は、公課の一つで、会計上においては、損益計算書(P/L)の費用項目として、販売費及び一般管理費の中の租税公課に計上されます。

※公課:国や地方公共団体、その他団体などから課せられる、賦課金や罰金、過料、会費、組合費などの負担金。

賦課金の具体例について

賦課金の具体例としては、例えば、以下が挙げられます。

・土地区画整理(改良)事業での組合員に対する賦課金
・環境対策での汚染負荷量に応じた工場(事業者)に対する賦課金
・再生可能エネルギー特別措置法に基づく電気契約者に対する再エネ賦課金
・農業用水利施設や農地等の保全・維持・管理での組合員に対する賦課金

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