日証金残高

読み方: にっしょうきんざんだか
分類: 信用取引

日証金残高は、日本証券金融(日証金)を通じて行われる、貸借取引の融資貸株の残高のことをいいます。これは、日証金が証券会社に貸し付けた「融資残高」と「貸株残高」から成り、また融資残高とは、証券会社が融資の申し込みを行った残高(信用取引の買い残に相当)を意味し、一方で貸株残高とは、証券会社が貸株の申し込みを行った残高(信用取引の売り残に相当)を意味します。

一般に資金調達力の高い証券会社では、自社で信用取引の買付顧客に貸し付けて(自己融資して)いる割合が多いため、日証金への依存度が低くなっており、また昨今では、証券会社の資金調達力の向上により、日証金残高は実際の信用取引の全体残高よりもかなり少なくなっています。そのため、日証金残高だけで信用取引の動向を推定するのは、昔(かつて)より難しくなっています。

<日証金残高のポイント>

・証券会社が直接個人に対して融資した資金や貸し付けた銘柄の残高に関しては含まれていない。
・特定の銘柄に関する需要と供給がある程度理解できる(潜在的な買い圧力と売り圧力のバランスを見極める参考情報になる)。