収入印紙

【読み方:しゅうにゅういんし、分類:税務】

収入印紙は、単に「印紙」とも呼ばれ、国庫の収入となる租税・手数料・罰金・その他の収納金の徴収のために、政府(財務省)が発行する、一定額を表章する証票をいいます。これは、印紙税の納付、国(政府)への各種許可申請の際の手数料、不動産登記における登録免許税、各種国家試験の受験代、罰金、科料、訴訟費用の支払いなどの用途に用いられ、その種類については様々な額面のものが用意されています(最高額は10万円)。また、似たようなものに、都道府県への手数料などの納付の際に用いられる「収入証紙」がありますが、それぞれ収納先が異なるため、双方に互換性はありません。

一般に収入印紙は、納付者が納付する金額分の印紙を予め購入し、対象となる文書に貼付・消印することにより、税金や手数料、罰金などの支払いが完了する仕組みとなっています。また、印紙の販売場所については、郵便局や法務局(登記所)の他に、「収入印紙売りさばき所」の指定を受けた店(一部のコンビニを含む)で購入することができます。なお、購入後は、切手などと同様に保管することができ、会社においては、資産とみなされます。ちなみに、印紙税納付のための印紙を誤って貼付した場合は、剥がさずに誤納付として所轄の税務署に還付を請求することができます(手数料や罰金、過料などの支払いの際に印紙を誤って貼付した場合は、還付の対象とはならない)。