全国信用協同組合連合会(全信組連)
全国信用協同組合連合会は、「全信組連」とも呼ばれ、日本各地の信用組合を会員とする信用組合の系統中央金融機関です。
1954年の設立以来、信用組合の金融取引の中核を担うと共に、金融業務の補完、業界の信用力の維持・向上に努めており、また2019年から全国信用組合中央協会との一体的運営により、信用組合業界の中央組織としての意思決定の迅速化と機能強化を図っています。
目次:コンテンツ構成
全国信用協同組合連合会(全信組連)の役割
全国信用協同組合連合会(全信組連)は、預貸金取引を通じた信用組合間の資金の調整機関(系統中央金融機関)としての役割を果たすと共に、信用組合の余裕資金を効率的に運用しています。
また、日本各地の信用組合の信用維持や向上を図るため、信用組合経営安定支援制度の運営等を行うほか、信用組合の窓口を通じて、組合員の方々に代理貸付や国債・投資信託の窓口販売などの様々な商品やサービスを提供しています。
さらに、信用組合の系統中央金融機関としての役割に加え、国内の金融・証券市場においては、巨額の資金を運用する機関投資家としても日々活動しています。
全国信用協同組合連合会(全信組連)の概要
全国信用協同組合連合会(全信組連)は、全国の信用組合を会員とする信用組合の系統中央金融機関です。
経営理念
信用組合相互間の協同連帯の精神に基づき、金融の実践活動を通じて信用組合およびその組合員等の発展に寄与し、併せて共存同栄の実を挙げること。
経営方針
1.信用組合の基盤と経営力強化に努める。
2.良質な金融サービスの提供に努める。
3.収益力強化と自己資本の充実を図る。
4.法令遵守・リスク管理体制の徹底を図る。
5.意欲と協調に富む職場をつくる。
全信組連の主な子会社
|信組情報サービス株式会社|
信用組合の電子計算受託事業を行っており、勘定系・情報系の共同電算センターの運営と内国為替等にかかる信用組合業界の中央センターの運用を担っている。
|全国しんくみ保証株式会社|
信用組合と全信組連が行う貸付にかかる債務の保証業務を行っている。
商号 | 全国信用協同組合連合会 〔The Shinkumi Federation Bank〕 |
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設立年月日 | 1954年3月29日 |
本店所在地 | 東京都中央区京橋1丁目9番1号 |
設立根拠法 | 中小企業等協同組合法 協同組合による金融事業に関する法律 |
金融機関コード | 2010 |