デットアサンプション
英語: | Debt assumption |
---|---|
分類: | ファイナンス |
デットアサンプション(Debt assumption)は、債務履行引受契約に基づき、特定の金融債務をある当事者から別の当事者に正式に譲渡することをいいます。
日本では、典型的な取引として社債のデットアサンプションがあり、具体的には、企業が発行した社債の元利金の支払について、銀行等との間で債務履行引受契約を締結し、当該債務を銀行等が引き受けると同時に、企業は銀行等に対して当該債務の対価を現金等で支払うというもので、企業側の都合や市場環境などで繰上償還や買入償還が困難な場合に実施されることがあります。
現在、会計上では、上記の取引に関して、遡求請求が行われる可能性が極めて低い場合に限り、当該社債をオフバランス化することが認められています。