ネガティブ情報(ネガティブリスト)
読み方: | ねがてぃぶじょうほう |
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分類: | カード与信 |
ネガティブ情報(ネガティブリスト)は、クレジットにおいては、「ブラック情報(ブラックリスト)」とも呼ばれ、クレジットカードやローンなどの個人信用情報で、ネガティブ(不適格)の事実がある、マイナス(否定的に)に評価される情報をいいます。
また、広義に「ネガティブリスト」と言った場合は、原則として規制がない中で、例外として禁止するものを列挙した表をいいます。
目次:コンテンツ構成
クレジットのネガティブ情報
ネガティブ情報は、過去のクレジットヒストリー(カードの購買履歴やローンの利用履歴など)において、不払いや支払遅延(延滞)、自己破産などの事故記録があることを指し、不適格の事実がない「ポジティブ情報」とは反対のものです。
一般に金融機関等では、クレジットカードやローンなどの申込みにあたって、申込書などに記載された申込人自身の個人情報に加え、個人信用情報機関に登録された個人信用情報も参考にして総合的に与信判断を行っており、通常、ネガティブ情報があると否決される(審査に落ちる)ことが多いです。
国が提供するネガティブ情報
ネガティブ情報は、上記の意味の他に、行政情報の一つとしても提供されています。これは、国民にとって事業者選択の判断材料の一つとなり、また法令遵守の確保を図るため、民間事業者等への規制・監督や各種資格職業者への指導・監督を目的とした不利益処分および同様の目的の社会的影響の大きい行政指導等の情報となっています。
現在、その取組の一つとして、国土交通省が事業者等の過去の行政処分歴等が検索できる「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」を開設しています。