クレカウンセラー
読み方: | くれかうんせらー |
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分類: | 資格 |
クレカウンセラーは、日本クレジット協会が主催する、クレカウンセラー試験に合格した人に付与される民間資格をいいます。
1993年に創設された資格で、クレジット業務を深く理解し、あらゆる顧客との困難な折衝も経験したクレジット債権管理士の中から、さらに優れた人材を選抜し、企業内における債権管理業務に関するアドバイザーとして社員の資質向上に努めると共に、対外的には消費者教育等を通じて、クレジット業界の健全な発展に資する人材を育成することを目的としています。
現在、クレカウンセラーの資格を取得するには、第1試験、第2次試験に合格し、2日間の修了研修を修了後、最終課題の小論文提出という長い道のりを経る必要があり、クレジット業界において、最難関の資格となっています。また、資格の取得後は、通常の業務以外に、講師やインストラクターなど、社内外で活躍の場が広がります。
●クレカウンセラーの受験対象者
原則として、日本クレジット協会の会員企業・団体またはこれらに関連ある企業等の職員で、クレジット債権管理士の資格取得者、またはクレカウンセラー資格認定講座を修了して5年以内の者。
●クレカウンセラーの資格取得
1.認定講座の申込と受講(毎年6月から7月の2カ月間)
2.添削課題の提出(期限内に提出し、かつ80点以上の方を受講した科目の「修了者」として認定し、その科目の第1次試験を受験する資格を付与)
3.第1次試験(100点満点中80点以上の得点者を合格者とし、3科目すべてに合格した方に第2次試験を受験する資格を付与)
4.第2次試験(口頭試問と筆記試験の二つで評価し、基準点以上の得点者を合格者とし、修了研修の受講資格を付与)
5.修了研修(小論文提出)
6.クレカウンセラーに認定(資格称号を付与)