先物為替取引

先物為替取引（先物為替）は、「フォワード取引」とも呼ばれ、通貨を売買することを契約した日（約定日）から２営業日以降（直物を超える日）に受け渡しが行われる外国為替取引をいいます。

将来の特定日または一定期間後に契約時に定めた条件（外貨種類・金額・レート等）で受け渡しを行うもので、将来の為替リスクの回避や持高調整の手段などで使われます。

一般に外国為替取引には、通貨の受け渡し（資金決済）の時期によって、現時点での「直物為替取引」と将来の時点での「先物為替取引」の２つがあります。また、その他に、直物為替と先物為替の売買を同時に交差的に組み合わせて行う「為替スワップ」というものもあります。